外国為替の情報屋さん;情報の収集

外国為替証拠金取引を始めた場合、なるべく最新の為替情報を得る必要があります。外貨預金と違ってドル建てで預金をすれば後は寝かしておくというわけにはいきません。生き馬の目を抜くかのごとく立ち回らなければ、すぐにマージンコールが発生して自動ロスカット……てなことになりかねません。FXを制するには情報収集が欠かせません。

ほとんどのFX業者では外国為替情報をリアルタイムで提供出来るシステムを備えています。外国為替の比較はもちろん、これまでの値動き、海外のニュース情報をヘッドラインで読めるものまであります。FX業者はいかにして顧客満足が上がるかということに専念しているわけです。

外国為替情報を効率良く収集する生活スタイルを確立することが、FXを続けて行く条件の一つと言っても過言ではないでしょう。

特に最近ではインターネットの普及が顕著なことに加え、ネットブックやスマートフォンなどネットにつながる携帯型パソコンの性能が格段に良くなってきています。公共の無線LAN接続なら料金を気にせずに最新情報を得られますから、気になったら情報チェックということも可能です。

このようにインフラ面での最新情報チェックシステムは充実してきているので、後は生活スタイルや取引の仕方を工夫することで誰でもリアルタイム情報を基にFX取引が可能になってきています。

『いかにして情報戦を征するか』がこれからのFXでの課題になってきていることは間違いないでしょう。

外国為替の情報屋さん;円高と円安

外国為替相場の情報をきちんと理解するためには、円高・円安の影響についてきちんと理解しておく必要があります。そもそも円高・円安についてわかってますか?

[問題]1ドル/90円と1ドル/120円ではどちらが『円高』でしょうか?

答えは、1ドル/90円が円高です。例えば為替相場が1ドル/100円の状態から1ドル/90円に変動すれば「円高になった」といいますし、1ドル/120円に動けば「円安になった」と云います。

円高とは円の価値が「高い」ということ。1ドルを購入するのに90円で済むか、120円必要かということです。言うまでもなく90円で済む為替相場のほうが円の価値が高いということが分かりますね。

外国為替取引というのは、異なる国の通貨を外国為替市場の為替レートをもとに交換する取引のことです。商売の基本は安く仕入れて高く売ることなので、外国為替取引でも円高のときに米ドルを買って、円安になったところで米ドルを売り抜けば利益が出せるわけです。

こう考えると外国為替取引は意外に簡単ではないかと思いますね。

このように為替に興味が出て外国為替取引を始めてみたいと考えている方におすすめなのが、『外国為替証拠金取引(FX)』です。FXは人気の高い外貨投資で、一時はブーム的な要素も絡んで多くの個人投資家が生まれました。現在ではブームも落ち着き、外貨取引のひとつとして確立されてきています。次回からはこの外国為替証拠金取引について詳しく見ていこうと思います。

身近な外国為替

外国為替というと、「FXや外貨預金などの外貨投資をしている人には必要な情報かもしれないけど、自分にはあまり関係ないや」と考える人が多いかもしれません。確かに日常生活で日本円を外国通貨に交換するケースはほとんどありませんしね。

しかし、外貨投資をやっていない人にとっても外国為替は生活に大きな影響を与えているのです。

自動車のガソリン価格は原料の原油価格の変動に大きく左右されますが、海外から輸入されて日本に入ってくるものですから、為替相場もガソリンの価格に大きく影響しています。

例えば原油価格が高騰したても、為替相場が大幅に円高に動いた場合は、ガソリン価格の上昇はやや抑えられます。逆に円安相場と原油価格の高騰が重なった場合には、ガソリン価格は原油価格の高騰以上に上昇することになり、家計にも多大な影響を与えます。

日本は食料自給率が4割程度で多くの食材を海外からの輸入に頼っています。毎日の食事の半分以上が海外の食材から成り立っているわけですから、為替相場は大きく影響しているはずです。いきなり食費が倍になったというのでは、安心して生活して行くことは困難です。

外国為替相場が企業や個人の家計に大きく響いていく可能性があることに気づくと、これまで為替相場の情報に無関心だったという方も考えなおさなければならないでしょう。為替情報は自分の財布にも影響を与えるものだと興味をもって見てみると、もっと理解できて面白いかも知れませんね。

外国為替が必要なわけ

日本国内に住んでいると、日本円以外は基本的に使えません。コンビニで買い物する際には米ドルでは都合が悪いですよね。なぜ日本円しか使えないのに外国為替が必要なのはなぜでしょうか。

[外国為替の情報屋さん;海外旅行に行く]
日本国内では日本円しか使えないのと同様に、外国に行った場合にはその国の通貨でなければ基本的に使えません。例えば、アメリカに旅行に行く場合には、日本円を持っていってもお店で使えないわけですね。そこで外国で使えるお金に交換する必要があります。

そこで外国為替の出番です。日本円と米ドルを交換して、海外でもモノが買えるようにするわけです。まぁ、海外旅行の際にはトラベラーズチェックという方法もあるので、必ず外国通貨に交換する必要はないわけですけどね。

[外国為替の情報屋さん;輸入業者と輸出業者]
一般の方が海外旅行に行く際に必要になる外国為替は高がしれています。しかし外国企業と商売するとなれば話は別です。海外から商品を買い付ける場合、大量の外国通貨を必要とします。一般的にはドル建てで取引することが多いようですから、日本円を大量に米ドルに交換する必要が出てきます。

また、輸出業者の場合は商品を外国に売るわけですから、代金は日本円ではなく外国通貨で支払いを受けます。代金として受け取った外国通貨を日本円に交換しなければ日本国内の支払いに充てることは出来ません。輸出業者働いているからといって、給料がドル建てで支払われたのでは困りますもんね。

外国為替相場が変動する仕組みとは?

外国為替市場は日々刻一刻と変化しています。分刻みで上下しているというわけですが、なぜお金の価値が変わるのでしょうか。もしも日常生活で、モノの値段が刻一刻と変わるとしたら、どんなにか不便だろうと思うのですが……

為替相場は、「景気」、「金融政策」、「金利差」などの情報によって変動するといわれています。確かにこれらは、為替相場が変動する原因にはなっていますが、実際に為替相場が変動するためには「売買」が行われないといけません。

例えば、政府から景気を判断する指数が発表され、その発表情報は予想よりも悪い値だったとします。

「悪い指数だった」
 ↓
「景気は思ったほどよくなってないんじゃないか?」
 ↓
「通貨は売っておこう」

という判断がなされ、多くの人が通貨を売り始めると、為替相場が変動していきます。

もしも発表が悪い情報だったとしても、誰も売買しなければ為替は変動しません。為替相場は指標の結果で変化するわけではなく、指標の結果を見て売買した人がいたので変化するわけです。

皆が同じ方向に注文を出せば、もちろんそちら側に相場は動いていきます。多くの人が同じ指向性で行動を起こすことによって相場が変動していくのです。情報はそうした指向性の流れを作るきっかけに過ぎないとも云えます。「景気」、「金融政策」、「金利差」の情報も重要ですが、その情報がもたらす人間の動きに敏感になる必要があります。情報と人間の行動双方が重要です。

外国為替とは?

外国為替の情報屋さんとして、外国為替の情報を発信していく予定です。さて昨今は外国為替の取引が盛んです。一般の方も外国為替証拠金取引、いわゆるFXをしている方がどんどん増えているようです。FXを始めると日々の外国為替の情報には敏感になりますよね。

しかし改めて『外国為替とは?』と聞かれると少し戸惑ってしまうかもしれません。そこで今回の外国為替の情報屋さんは外国為替の基本情報をお送りしたいと思います。

[外国為替の情報屋さん;外国為替とは?]
そもそも『為替(かわせ)』とは、為替手形や小切手、郵便為替、銀行振込などの現金輸送を伴わない決済サービスのことを指します。対して外国為替は、通貨の異なる国際間の貸借関係を、現金ではなく為替手形や送金小切手などの信用手段によって決済することを指します。

……ちょっと小難しくなってしまいましたが、要するに異なる国の通貨を交換することを外国為替といいます。

具体的には、日本円と米ドルを交換する、日本円と欧州ユーロを交換する、米ドルと欧州ユーロを交換するのが外国為替です。外国為替は商品の売り買いとよく似ていて、自国通貨(代金)の対価として外国通貨(商品)を買うと考えればいいでしょう。

外国通貨の購入に必要になる『価格表』が、為替相場と呼ばれるものです。新聞やニュースなどに為替情報として必ず盛り込まれている情報ですが、日本円と米ドルの交換レート情報が載っています。一般的には「円相場」とか「為替相場」と呼ばれますが、他にも日本円と欧州ユーロの交換レート情報、米ドルと欧州ユーロの交換レート情報が合わせて提供されることが多いようです。

経済